簡潔な表現をする
情報は1つにまとめる
話し言葉でも、わかりやすい人は1つの話に1つのメッセージで構成されています。
しかし、「〜たり、〜たり、〜たり、〜たり、〜たり、〜たり、〜たり」と言われると、何を言いたいの?となります。
解説することが仕事の先生や講演者の話し方次第で、同じ内容でも、受講生側のインプットの質や量も変わってきますね!
相手に伝わる簡潔な文章を心がけましょう♬
選挙運動の文章
駄目な例
当選した暁には、女性差別、教育制度の抜本的な見直し、差別のない平等な社会、日本文化の世界展開のサポート等を、あらゆる方面から立ち向かいます。
改善例
当選した暁には、女性の働き方について改革を行います。
結婚、出産を期に仕事の第一線から遠ざかってしまった女性が、職場復帰しやい環境を整えてまります。
駄目な例も一見良さそうな文章ですが、言いたいことを一文で切る。そして、1つに絞ることでメッセージがより伝わります。
一文にひとつの事柄だけを入れる
上記と同じように、1つの文章で1つの事柄だけを記載しましょう。
駄目な例
ハーブガーデンでは、ルッコラ、フェンネル、ディル、パセリ、ローズマリーなど、イタリアンに欠かせないハーブや、ベビーリーフ、ズッキーニなどの野菜を多数多栽培している。
改善例
ガーデンでは、ルッコラ、フェンネル、ディル、パセリ、ローズマリーなど、イタリアンに欠かせないハーブを育ている。その他、ベビーリーフ、ズッキーニなどの野菜も多数多栽培している。
「とか、など」を多様しない
「など、のような、とか」の表現が多い方がいます。”それだけが全てでない。”・”断言できない場合”に使いがちですが、読み手にとっては曖昧でわかりにくくなります。
駄目な例
ユーザーのスキルや置かれている環境などは様々である。使っている言語が異なっていたり、体が不自由で文字の入力が難しかったりするかもしれない。
改善例
ユーザーのスキルや置かれている環境は様々である。使っている言語が異なったり、体が不自由で文字の入力が難しい場合もある。
まとめ
話し言葉では理解できる文章でも、いざテキストにするとわかりにくいことがたくさんあります。
文章が上手な人は、長い文章だとしても理解しやすい文章に構成していますが、慣れるまでは、1つの文章に1つの内容だけを的確に簡潔にするということを覚えておきましょう。