添削されることで文章が上手になる
ライティング講座に受講されている方の多くは、添削(フィードバック)されることで文章が上手になることを知っています。それゆえに、文章作成講座を受けています。
では、なぜ添削されると文章が上達するのでしょうか?
添削されると、自分ができていない箇所を知ることができます。
自分の顔が直接見えないのと同じで、訓練をしていないと、自分の文章を客観的に見ることができません。客観的に見れないのは、言葉に表現されていない前提を知っているので、気が付きにくい点もあります。
自分が記載した文章を客観的に見てもらい、欠点を指摘してもらうことで、問題として認識できます。
出来ていない部分を改善すれば成長することができます。人からの客観的視点で自分の問題点を指摘してもらう添削で上達することができます。
どの文章が正しいか、まずは問題を指摘できる視点が必要
文章を書いて指摘(添削)を受けることは上達の近道ですが、そもそも文章が書けないという人もいます。日本語を話すことができても文章にするとトタンに何が言いたいのかわからない文書を見ることがあります。
話すという行為は、その場の雰囲気も含めて前提がわかり理解できてしまうことが多いので、自分の言いたいことを思うまま伝えています。しかし、いざ文章にすると何をどのように書くべきかわからなくなるようです。
そのためライティング講座では、いきなり文章を記載してもらうのではなく、人の文章を読んで悪いところを指摘してもらう課題を出しています。
文章のどこか問題なのか?そして、改善するにはどの文章にすべきか、問題を発見し、どのように改善すべきかを学んでいただきます。
文章が上達するコツ
書く練習をする
文章を上達させるには、”どれだけ文章を書くか”、練習の数になります。練習の数だけ上手になると言っても過言ではありません。
書籍や授業で文章の基礎知識を学んでも、文章を記載しなければ自分がどれだけ理解しているのか、実は自分でもわかっていないのです。
逆に、文章を書くことで、自分の力も理解することができます。これはどんなことにでも当てはめて考えることができます。文章を書くことに一番近いイラストも同じで、描き方を学んでも実際に描かないと上手になりません。
まずは、毎日のちょっとした出来事を文章にしてみましょう。
添削してもらう
しかし、単純に多く文章をたくさん書けばいいのかというと、そうではありません。文章を書きの練習するのは良いですが、壁打ちだけでは上達は見込めません。上達には、理論に基づいた添削が必要です。
まとめ
文章を上手にしたいのであれば、以下のことを行動にして繰り返し練習をしていきましょう。
- 人の文章でおかしいと思ったものを添削してみる
- 毎日の出来事を文章にしてみる
- 文章を添削してもらい、自分の欠点を知る