同じ内容でも書き方で伝わり方が変わる
わかりにくい文章ってありますね。
解釈しようと考えて文章を読むと意味がわかるのですが、なんか読みにくい。
どんな文章が読みにくいのでしょうか?
読みにくい文章と改善方法をご紹介します。
今回の改修ポイントは以下の3つです。
- 同じ言葉は使わない
- 視覚的に認識しやすい書き方をする
- 文章の意味を理解し作成する
仕事で文章を扱うノンライターのためのオンライン学習
allWebの文章作成講座
わかりにくい文章ってありますね。
解釈しようと考えて文章を読むと意味がわかるのですが、なんか読みにくい。
どんな文章が読みにくいのでしょうか?
読みにくい文章と改善方法をご紹介します。
今回の改修ポイントは以下の3つです。
話し言葉を文章にしてしまっているケースをたまに目にします。その中でも多く見られるのが、「〜になっています。」の表記です。話し言葉では問題ないのに、文章にすると凄く読みにくくなります。
例を見てみましょう。
今日の体温は、36.3度でいつもの体温並で良好になっています。ただ、手や足の指が冷えているでの、末端は34度くらい低い体温になっています。できるだけ手足を冷やさないようにカイロなどを使って体温を上げなければいけない状態になっています。
例文のように「なっています。」が連発する文章はないだろうと思われるかもしれませんが、文章作成に慣れていない人は記載してしまいがちです。
「になっています。」が、2回続いただけで、読み手側からするとハッキリしない文章という印象を持ってしまいます。
例文の「になっています。」を「です。」に変更しました。
今日の体温は、36.3度でいつもの体温並で良好です。ただ、手や足の指が冷えているでの、末端は34度くらい低い体温です。できるだけ手足を冷やさないようにカイロなどを使って体温を上げなければいけない状態です。
「です。」にしただけですが、ハッキリした印象を読み手に与え説得力を増す文章になりました。まずは、「です。」と記載しましょう。
最近のコミュニケーションは、チャットが主になっていたこともあって、主語がない文章が多く存在するように思います。
チャットを行う気心知れた人には、簡単で短い言葉で理解できても、一般的な文章に前提がないと、何のことを示しているのか理解しにくくなります。
その代表的なものが、「主語」に関わるものです。日本語の特徴でもありますが、主語がなくても意味が通じてしまうので、文章に書かなくなってしまいがちです。
こんにちは。講師の古市です。今回は「伝わる文章」について考えてみましょう。
「伝わる文章」ってどんな文章でしょうか。「伝わる」というからには伝えたい相手がいるはずですね。伝えたい相手に伝えたい内容を正しく届けることができる文章が「伝わる文章」なのです。
文章を書くときには、この「読み手」と「内容」の2点を頭に置くことが大事です。読み手は自分と同じ知識・バックグラウンドを持っていると考え、「このぐらいは分かる・知っているだろう」で文章を書きがちです。また、企業やグループ内で使っている用語を無意識のうちに使ってしまうこともあります。
いくら正しく書かれた文章であっても、それが専門的すぎる内容で、相手がその分野に詳しくないとどうなるでしょう。きっと、なにを言っているのかわからず、相手には届きませんね。読み手の年齢や知識が自分と違うということを常に頭に置いて、相手に伝わるようにしなければなりません。
あるメディアに、喋っている言葉をそのままテキストにしたような対談記事が出ていました。
対談の雰囲気を出すため、あえてそのようにしたのかもしれませんが、記事の読み手は対談を聞いているオーディエンスではありません。
文字になった記事を読んでいるのですから、やはり編集作業が必要です。
ライティング講座を運営している大本です。リアルの添削を受けると文章力がダイレクトに身につきますが、文章には基本があり、それらをマスターしていると、添削してくれる講師の話がより理解しやすく上達が早くなります。
今回は文章力をアップするための書籍をご紹介します。私が一番オススメしている「伝わる! 文章力が身につく本」という書籍です。